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税理士 小林 康志2025年
1月号
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2025年1月号
税務調査事前準備
新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
昨年の税理士メッセージは税務調査について事前準備が必要です、というところで終了しました。今回は事前準備についてお知らせしたいと思います。
①経理処理でミスは無いかなどを見直して指摘されるリスクを洗いだします。以下の事項を確認しましょう。
- 過去3年~5年の申告書、総勘定元帳、領収書、通帳などの資料
- 売上、仕入の計上時期や計上方法の確認
- 固定資産台帳にある資産の確認(会社経費で購入した資産を個人で使用していないかなど)
- 組織図や座席表の確認(給料を払っている人と組織図、座席表が一致するかを見られることがあります)
②一定額以上の会計処理などの確認
- 業種によっての差はありますが、少なくとも100万円以上の取引全て税務上問題ないか、契約書など必要書類がそろっているか確認します。
- 売上、仕入、外注費、棚卸資産その他金額が大きい取引と元資料(請求書・領収書など)との整合性、役員報酬の決め方など
- 支払額が3万円以上の領収書の内容の確認(何の支出なのか)
- 契約書、議事録の確認(当社にとっての成果物は何かや、印紙も注意)
③机の中、机の上、金庫などの整理
- 事務所にあるものは全て事業に関係のあるもののはずですので調査官が「見たい」と言ったら見せなければなりません。もしプライベートの物があれば事前に持ち帰った方が良いでしょう(変な誤解を招かないため)。